2025年1月30日
お知らせ
朝日新聞に「体力向上部」についての記事が掲載されました
2025年1月5日付けの朝日新聞朝刊に、「体力向上部」についての記事が掲載されました(取材・執筆/編集委員 中小路 徹氏)。
「子どもとスポーツ」という連載の「マルチスポーツ 一流に結晶」という特集で、同じ内容が、前日1月4日付けのデジタル版にも掲載されています(有料記事)。
近年、小さいころから一つの種目だけを行う「早期専門化」の弊害が出ているそうです。一方で、パリオリンピックのやり投げ競技で金メダルを獲得した北口 榛花選手は子どもの頃はバドミントンや水泳をして高レベルだったそうで、一流のアスリートに多種目の競技経験者が増えてきました。
東深沢中学校の体力向上部は、早朝授業前に活動していることが大きな特徴です。朝早く学校に来ることにより規則正しい生活になり、また放課後はクラブチームに所属しているため学校の部活動に参加できない生徒のニーズにも合致しています。昨年12月17日の取材の折、インタビューを受けた1年生男子は「放課後は学校外のクラブで和太鼓に取り組んでいるが、それだけではない時間ができて、入部してよかった」と答えたそうです。
日本ではまだ「一つの競技に打ち込むことが美徳」という考えが根強く、そう考える保護者は多いのですが、子どもはいろいろな事にチャレンジしたいと、「ゆる部活」を歓迎しています。
HFSCCは「体力向上部」の活動を世田谷区教育委員会からトライアル事業として委託され、運営しています。この活動によって、運動をしない子にスポーツの楽しさを知ってほしい、また、文化の一つとして嗜みの幅を広げ、生涯スポーツに繋がると良いと思っています。
会報№53に「体力向上部」についての記事を掲載しています。どうぞご覧ください。
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