チャレンジ! 09/1/6・7
1月6・7日(火・水)「はじめの一歩の会」では一泊二日の雪国ツアーに行ってきました。今年は、初めて山梨県立八ヶ岳少年自然の家に泊まり清里のサンメドウズスキー場で雪遊びをしました。
一歩の会では、昨夏より、NPO法人アダプティブワールドのコーチの指導をお願いしてストレッチや運動などを行っています。今回は、コーチ2名の指導のもと、一人一人にプログラムを作ってもらっての挑戦でした。バイスキー(車いす用スキー)班は、学生ボランティアさんと4人用リフトに乗り、コーチと滑り、2台がフル稼働です。スキー班は、一人ずつ課題が違うのですが、スキーの前を固定してボーゲンの格好を作り、ロープを使ってコーチにスピードをコントロールしてもらうと、一人で滑れるようになったT君。コーチの助言で、5年掛かりでハの字が出来るようになったHさん。ソリ遊びもプレイランドに動く歩道があってらくらく登れるので、色々な種類のソリで楽しみました。
初めての場所には慣れるのが難しいメンバーが多い一歩の会。生まれて初めてリフトに乗って遠くの山々を見たМさんは、帰りのバスの中でその感動を話してくれました。
普通の人には当たり前のことがなかなか体験できないメンバーにとって、皆と一緒なら何年もかけて少しずつ出来るようになります。これからも、小さなチャレンジ!を続けていきたいですね。
(はじめの一歩の会:川口)
ハンディのある子どもたち(幼児から青年まで)を中心に、楽しく身体を動かすことを
目的に活動しています。
日体大学生コーチの指導のもと、手・サッカー(車椅子のサッカー)、Tボール、ランニング、
ダンス等を楽しんでいます。
夏には海水浴や乗馬、冬はスキー(雪遊び)の合宿を開催しています。
神代(かじろ)コーチの話:
日体大のゼミでこの会を主催、後援しています。楽しい半面、子どもの心をなかなか読み取れなかったりで難しいこともたくさんありますが、保護者の方の協力があるのでがんばれます。
鈴木コーチの話:
日体大体操部で、ダンスやストレッチを指導しています。昨年の7月からお手伝いしていますが自分達も学ぶことが多く勉強になります。
参加者の保護者の話:
普段あまり体を動かすことがないので、子どもも楽しんでいるようです。
親もリフレッシュ出来て、親子で楽しみにしています。
「手・サッカー」って何? 10/4/18
手・サッカー協会のご協力で今年も講習会を開催し、「はじめの一歩の会」メンバー・家族・メンバーの友人の方々、合わせて約30名が参加しました。
「手・サッカー」は、障害者、健常者を問わず全員が車椅子に乗ります。チーム構成は7〜10人で、車椅子の種類や障害の程度を考慮して、戦力をバランスよく調整します。得点するには、ゴールを決めることは勿論ですが、ボールを投げることさえできない者でも、課題をクリアすればポイントゲッターとして認められるなどの工夫がされています。
実際の試合は真剣そのもので、車椅子同士がボールの奪い合いで激しくぶつかり、得点を求めて必死にパスをする姿は、取材している私も熱くなりました。
参加者の保護者の話:
普段あまり体を動かすことがないので、子どもも楽しんでいるようです。親もリフレッシュ出来て、親子で楽しみにしています。